漢字診断は、自分と向き合う覚悟のある人だけお試しください。
悪戯に漢字診断をしていると、
その人の癒えていない傷に触れるときがある。
臆病なわたしは、
その反応に驚き、身をすくめてしまう。
こんなわたしが、
カウンセリングやセラピーが出来るのだろうか、
といつも思う。
そして同時に、漢字の威力を改めて実感する。
漢字診断なんて始めた当の本人が、
一番戸惑っている。
漢字診断でその人の思考のバランスがわかる。
その人の価値観が見える。
そしてこれまでの人生が見える。
今、何を思い、何に向かっているのかも見えてしまう。
また、何に耳を塞ぎ、何から目を逸らしているのかも
わかる。
みんな、本当?っていう。
漢字で分かるものなの?っていう。
だから、試しにやってみる?って聞く。
漢字の表を見せるときもあるし、
幾つかピックアップして、選んでもらうときもある。
そして、気づくのだ。
まだ癒えていない傷に。
必死に目を逸らそうとしているものに。
こう見てもらいたいと演じている姿に。
そして、素の自分自身に。
そして、それを示している漢字がある。
でも、それをどこまで伝えればいいのだろうと迷う。
心を暴いている気がする。
漢字診断は諸刃の剣だ。
今の自分の姿が見えないと、そこから先には進めない。
傷の場所がわからないと、癒えているのかがわからない。
だから、自分を知るということは、必要なことのはず。
でも、知ってしまえばより傷が深くなることもある。
結果的には、それが治す一番の方法だったとしても、だ。
だから、注意書きを書くことにした。
【閲覧注意】
自分と向き合う覚悟のある人だけ、お試しください。
漢字診断表(A5 横)は下記でダウンロードしてください。
https://blog.kotoba-cocoro.jp/wp-content/uploads/2022/08/kotoba-cocoro-k.pdf